2ntブログ
とにかく萌えを吐き出す為に作ったので 何も萌えが無い時は失踪するかもしれません。18歳未満閲覧禁止。

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

天上の愛  『藤田生誕祭!!』



今日は、藤田の誕生日ですね!!おめでとう藤田!!
今年で……え…と、何歳だ? 131歳だwww凄いな藤田w

そして、『藤田生誕祭』です!!

『ぬりえや』のヨシオさんも同じ時間にイラストをUPしてくださるということで

『藤田生誕祭』を開・催・中!!

ヨシオさんともコラボをしたような気になって嬉しさ倍増!ひゃっほう!!

そして、いよいよ『みずたま』krrさんとのコラボ作品を発表する時がきましたよ!
いいですか?もう一度書きますが、これは

krrさんが原作ですよ!←しつこい(笑)

krrさんの『ココ重要』と書いてあったところを踏まえて作ったお話ですからね(笑)

なんて書いてますが、このお話を考えているとき、とっても楽しかったです(笑)
なんでしょうか?通常運転の藤田だからでしょうか?w うふふ。

このお話は、まだ屋敷を出ていない頃のお話です。結ばれて直ぐくらいの時ですね。

よろしければ続きからどうぞ~





 まだ残暑が厳しいある日のこと、藤田は食器の後片付けをしながら一人、深い溜息を吐いた。
(また、やってしまった……)
 『やってしまった』というのは、先程、食事をしている百合子を給仕するため見ていた時に、目が合った瞬間、思わず逸らしてしまったことだ。
決して百合子を嫌っている訳ではない、むしろ愛しているからこそ目を見ることが出来ない。
あの忌まわしい事件の後、百合子と身体を重ねる事ができた藤田は喜悦に満ちていたが、それと同時に自己嫌悪にも陥っていた。
(姫様は泣いていたのに、止められなかった……)
必死で痛みに耐える表情と、あの出血の量では、言わずもがな、である。
その傷が癒えるまでは、と思い、なるべく百合子に触れないようにしていた。しかし、一度、百合子の身体を知ってしまった藤田は情欲を抑えられず、夜になると自分を慰めている。
あれから一週間、傷は癒えただろうか。
 だが、もし、あの痛みを百合子が思い出して、嫌がられてしまったら、と思うと、不安で触れることが出来ない。
 また一つ溜息を吐くとともに、藤田は自分の身体を呪った。


 一方、百合子の方はというと、藤田が、あの日以来、視線も合わせず、触れてこようともしない事が気になっていた。
 何か、いけなかったのだろうか?
 一人、自室で食後の紅茶に口を付けながら、自問自答しては気持ちが沈んでいく。
 小さく溜息を吐いた時、藤田が紅茶のポットを持って、部屋に入ってきた。
「姫様、紅茶のお替りはいかがですが?」
「もう、いいわ。ありがとう、藤田」
 気持ちも身体も一つになれたというのに、藤田は、未だに百合子のことを『姫様』と呼ぶ。百合子は、複雑な気持ちだったが、兄も一緒に住んでいる手前、名前で呼ぶわけにはいかないのだろう。それは仕方がない。だが、目も合わせてくれないとは、どういうことなのか、百合子には分からなかった。
「ねぇ、藤田。私、何か、いけないことをしたかしら?」
「姫様が、ですか?いいえ。何もなさっていらっしゃらないと思いますが」
「なら、どうして私を避けるの?」
 カチャッとポットが鳴った。藤田の顔を見れば動揺しているのが、はっきりと分かる。
 百合子は手に持っていたカップを置くと、椅子から立ちあがり藤田の傍に寄った。
「どうして私と目を合わせてくれないの?」
 藤田の真正面に立ち、百合子は真っ直ぐな眼差しで見つめる。
「そ、それは……」
 姫様に欲情してしまうからです、とは、とても言えず、藤田は言葉を濁した。
「嫌いになったの?」
 ポツリと寂しそうに言う百合子に、藤田はハッと気が付いた。このままでは百合子に誤解をされてしまう、と。
 藤田は、小さい卓子にポットを置き、百合子に身体を向けると、そっと抱きしめた。
「嫌いになどなれません。姫様を愛しているからこそ、その眼を見ることが出来ませんでした」
 藤田の温もりに包まれ、百合子は、ざわついていた心が安らいでいくのを感じる。
「どうして?」
「その……姫様を見つめていると、自分を抑えられなくなりそうで……」
「お、抑えなくても……いいの、よ」
 そう言った百合子が、恥ずかしさのあまり、藤田の身体に腕を廻し、強く抱きしめた。
「ですが、姫様を壊してしまいそうで……」
「だ、大丈夫よ。そんな簡単に壊れないわ」
 百合子は少し身体を離し、藤田の手を握りしめる。藤田の、大きくゴツゴツとした温かい手に触れているだけで、腰の辺りが疼くのを感じた。まるで自分がふしだらな女になったような気がして、恥ずかしさに顔を赤らめる。
「姫様……」
 百合子の頬に片手が添えられると、そっと上へと向けられた。藤田の視線と百合子の視線が絡み合う。
「藤田……」
 さくらんぼのように艶やかな百合子の唇に、藤田は自分のを重ね合わせた。優しく何度も啄ばむようにして、百合子の唇を味わう。
 藤田の匂い。頬に添えられている大きな手。何度も重ね合わせる唇の感触。肌にかかる藤田の荒い息。藤田の与えるもの全てが、百合子の熱を煽り、昂ぶらせていく。
――は、ぁ……
 紅い唇から思わず吐息が漏れた。藤田は、開いた口に舌を挿し込み、歯列をなぞり、舌を絡める。角度を変えながら口内を味わい、百合子の舌を絡めとっては吸った。
 帯を解き、腰紐を解き、と、少しずつ百合子の着物が剥がされていく。そして、とうとう一糸纏わぬ姿になった百合子を、藤田の力強い腕が楽々と支えながら、寝台へと横たわらせる。藤田の大きな身体が覆いかぶさり、寝台がギシリと鳴った。
「私だけ裸だと、その、恥ずかしいわ……」
「かしこまりました」
 藤田は、手早く着ている衣服を脱ぎ、下帯一つになると、百合子に覆いかぶさり、首筋に唇を落としていく。
「ふ、あ……んっ」
 首筋に息がかかり、ぞくりとした快感が上がってくる。藤田は、そのまま鎖骨、乳房へと舌を這わす。薄紅色の突起を甘噛みし、舌で左右に弄ると、百合子の身体が弓なりに反る。もう片方の乳房は、ゆっくりと捏ねるように揉みしだき、手に吸い付くような柔肌の感触を味わう。
「ああっ」
 百合子は思わず、縋りつくように、胸元にある藤田の頭を抱きすくめた。
 藤田は、揉みしだいていた乳房から片手を放すと、ゆっくり身体の線をなぞる様に、肌の上を滑らせながら手を下降させていく。
 黒々とした茂みの中に、ぷっくりと膨らんだ肉芽を探り当てると、包皮の上から優しく撫でる。
「ああっん……」
 一際高い嬌声を出しながら、びくりと腰が跳ねた。
「ああ、ここがいいんですね」
 藤田が緩急をつけて更に弄ると、百合子は腰をガクガクと震わせ、抱きすくめている腕に力が篭る。
 百合子の柔肌に顔を埋め、心地よい窒息感と甘い匂いに陶酔しながら、藤田は乳頭を舌で弾き、指を小刻みに動かした。
「は、あっ」
 百合子の下肢に甘い痺れが走り、短く声を洩らした後、身体を強張らせ、びくっびくっと痙攣すると、糸が切れた操り人形のように、ぐったりと動かなくなった。
 まだ荒い息を吐いている百合子の蜜口に指で触れると、そこは既にしとどに濡れている。じわじわと指を押し進めていくと、藤田の指に肉壁が絡みつき、まるで違う生き物のように蠢く。
(指一本でもキツイというのに、私は……)
 いくら愛しい百合子との交接に興奮していたからといって、初めてだった百合子に対し、事を急いてしまった自分に、心の中で溜息を吐く。
「姫様……」
 百合子の顔に口づけながら、中に埋めた指を、ゆっくりと出し入れさせていると、開いた口から艶っぽい吐息が洩れてくる。
 徐々に慣れてきたのか、腰を浮かし始めるのが分かると、藤田は指を二本に増やし、中で少し折り曲げた。
 指先にざらりとした感触が触れる。そこを強めに擦ってやると、百合子の身体が弓なりに反った。
「あああっ!」
 百合子は藤田の腕にしがみ付く。いままで体験したことのない快感に飲み込まれ、翻弄される恐怖が百合子にはあった。
「ここも、いいんですね。姫様は、なんて感じやすいのでしょう」
 百合子が快感に身悶えているさまに、法悦と興奮とを綯い交ぜにさせて、藤田は上擦った声を出した。
 ざらりとした部分を擦っていると、そこが少しずつ体積を増やしていくのが分かる。ぐちゅくちゅっとあられもない水音が部屋に響いた。
「や、はぁっ、あ、あ、や、ああっ」
「ああ、大丈夫ですよ。そのまま、イッてください。怖くないですから」
 藤田は、百合子を安心させるように頭を撫で、目尻に唇を落とす。
 擦りあげる指の速度を速めると、百合子の腰はガクガクと震える。
「ああっ、なにか、出ちゃう!や、ああっ、だめ、出ちゃう」
「いいですよ、出してください。そのまま、身を委ねて……」
 その言葉に、百合子の中の何かが切れた。
「ああぁぁぁっ!」
 百合子は昇りつめると同時に、擦りあげられる動きに合わせて、ピチャピチャと音を立てながら、藤田の手に透明な液体を迸らせた。
 肩で息をしながら、寄せては来る快感の波に、ピクリと身体を震わせる。
 百合子は惚けた顔で藤田を見つめた。最初の痛みだけの感覚と、まるで違うものに、百合子の頭は混乱して、うまく言葉が出てこない。
「なに……これ……」
 ぼんやりとした頭で藤田を見ると、手についたものをまじまじと見た後、顔に近づけていき、おもむろに舐めた。
「や、舐めたら汚いわ、藤田」
 尿だと思った百合子は、慌てて藤田を止めようとする。
「あぁ、姫様は潮を吹いてしまったんですね」
「しお?」
「ええ、尿とは違うものですから、安心してください」
「でも、敷布を汚してしまったわ……」
「大丈夫です。姫様はお気になさらないでください」
 申し訳なさそうに言う百合子を安心させるように、笑みをこぼすとそっと耳元で囁いた。
 そうなのかと意味も分からず納得した百合子は、心地よい疲れに身を任せる。
「気持ちよかったですか?」
 ゆっくりと愛おしむ様に百合子を抱きしめ、頭を撫でながら、額に口付けを落とす。百合子は、恥ずかしそうに、こくりと頷くと、藤田の胸元に頬を寄せた。
「藤田は?……その、していないけど……」
「私は、大丈夫です」
 そう言う藤田の硬くなったモノが、百合子の太腿に当たっている。嘘だ、と百合子は思った。
「でも、辛そうだわ」
 百合子が下帯越しに触れると、ぴくりと動く。
「放っておけば収まりますから」
「そういうものなの?」
「そういうものです。もう少し姫様が慣れてきてから、二人で気持ちよくなりましょう」
 慣れない自分を気遣ってくれる優しさに藤田の愛情を感じ、百合子は嬉しくなった。
「もっともっと姫様を気持ちよくさせて、私なしでは、いられない身体にして差し上げますね」
「そ、そんな恥ずかしいこと言わないで」
 顔を真っ赤にしながら抗議する百合子に、藤田は優しく微笑みながら、抱きしめている腕に力を込めた。

――姫様は、私だけに溺れていてくださればいいのです

 藤田は、この至福の時がいつまでも続くことを願いながら、静かに目を閉じた。




コメントの投稿

 管理者にだけ表示を許可する

またやってしまった…(©藤田)。
コバミロさん!コバミロさん!!なんですかコレは!!
なんてエロいんですか!なんて甘いんですか!けしからん!!けしからんよ!!

そして!
最高だよぉお~~~~~!!!

拍手またenterキー押しちゃってゴメンナサイ…。

もう百合子がかわいくて!!
こんなに可愛い百合子を前に我慢できる藤田がカッコ良くて!!
なんかもうここに至上のふじゆり愛がある!!
幸せすぎる!!

もう本当、藤田生誕祭したい!
とか言っておいて、自分は全然大したことしてなくて申し訳ないです…。

でも言ってみてよかった!!
こんな素晴らしいコラボ企画に私も参加させてもらった気になれたです!
声かけてくれてありがとうございました~~~!!
藤田最高!!
ヨシオ | URL | 2011/10/30/Sun 00:00 [編集]
あ、行き違い…。
コメント送ったらコバミロさんから拍手いただいてた!

こちらこそ本当に声かけてくれてありがとうございました!
なんかすごく嬉しい、楽しい…vvv

藤田生誕祭言ってみて本当に良かった♪
また何か一緒にやれたら良いな~なんて思っちゃってますv
ヨシオ | URL | 2011/10/30/Sun 00:09 [編集]
コメントありがとうございます!
ヨシオさんコメントありがとうございます!
何度も書いておりますが(笑)krrさんが考えたお話ですよ~
私は、ただ肉付けしただけですwww
でも、ノリノリで書き進めたのは確かですw

あの後、藤田はきっと心の中でお経でも唱えて鎮めたのではないかと
勝手に妄想しました(笑)


『藤田生誕祭』のお話を、もう少し早めにしておけば良かったと反省しております。
急にお願いをしてしまったせいで、バタバタさせてしまったのではないかと…
計画性の無さが、こういうところで出てくるんですよね…

あぁ、ですが本当に了承していただけて嬉しかったです!!
ヨシオさんの素敵なイラストも見ることが出来て、私はなんて幸せ者なんでしょうか!
本当に、本当にありがとうございました!!

kobamiro | URL | 2011/10/30/Sun 22:05 [編集]
本気にしちゃいますよw
ヨシオさん!また何か一緒にやれたら…なんて書かれたら本気にしちゃいますよw
もう、こちらからお願いしたいくらいです!

是非またコラボさせてくださいね~(*´ω`*)

kobamiro | URL | 2011/10/30/Sun 22:09 [編集]
トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 萌え吐き場. all rights reserved.